ふみの出会い系不倫日記

いい年した主婦ふみが
出会い系で一生懸命彼氏を探して
さまよう様を
備忘録として書きちらしてます

【しんすけ】と【あきのぶ】

2016年10月頃
あるサイトに登録


基本的にガンガンあさりに行ける性格ではないので
うそはつかない、よけいなことは書かない、
でもちょっと彼氏ほしいな程度の書き込みをする


2ヶ月くらいでたぶん100件くらいのメールをいただいた中
5人くらいにしぼられていき


さらに会って
ほとんどはカフェでおしゃべりして帰るんだけど
減点法でみていって
2人にしぼられた


それが
しんすけくんとあきのぶさん


文字だけでは見切れないのは当然
100件ちかいメール
まじめに読んで読み込んで
何回かやりとりをくりかえす


すると
自分の好みや条件…だけじゃなくて
なんとなくこの人気になるって人が出てくる
ここまでで5人


ここまでしぼられたらもう
あたらしくメールをいただいたとしても
目には入らなくなる(ごめんなさい)


実際会ってみて
この人といっしょにいる自分を想像したとき
しあわせそうなイメージがうかばない人
ざんねんながら
相手にも選ぶ権利があるので
あたしはちょっとちがうな、とか
好みじゃない場合もあるよね
ここで2人にしぼられた


それが
しんすけさんとあきのぶさんだった


あきのぶさん

となりの県の
あたしが昔住んでたところの近くの人で
その頃がなつかしくなって話がはずんだ


年はあたしより5つくらい上


会う約束をしたものの
あたしもいそがしくてサイトメールの返事がおくれがちだったら
なんか、ちょっといらついたようなメールがきたのが
ちょっと気になったものの


2016年12月


会ってみると
あたしが好きなおだやかそうな容姿と雰囲気のツイードの背広を着た人だったので
その気になった感じは消えたんだわ


お子さんが多くて
ちょっとあたしまで手がまわらないんじゃない?(笑)って印象がぬぐえなかったけど
そんなわるくもなかったので
2回目に会ったのは
フラワーパークだった


そこに行ったことがないというので
あたしはあるけど大昔だしということで
真冬のフラワーパークに行った



1回目に会ったときよりものすごく老け込んでいて
彼を見つけられないくらいだった…


すっごいおじさんに感じたの


いったいなにがあったのかしら!?w


まあ、そんなことおくびにもださず
フラワーパークを散策して
パーク内のレストランでランチをするんだけど


ほとんどが家族(こども)の話だし
手も握ってくる感じでもないし


あたし…たぶん
妹みたいな感じなのかな、と
ちょっとちがうな的なものが否めなかった


そもそもここに到るまでに
あたしに一度会ってるのに
まだサイトにログインしてるのを何度か確認した
あたしのメールの返信もまだなのに
ログインしてるのを確認して


ああ、これはナイんだわ、と
確信を得ていた


あたしにピンとこないから
ログインをしているんだろうな、と自分に言い聞かせ
このフラワーパークのあとは
徐々に返信速度を遅らせて
自然消滅にむかわせて…おります(現在進行形)


しんすけくん

この人もおとなりの県
学生時代よく遊びに行った街に住んでる


サイトのプロフィールが
うそかほんとか
おっとりのんびりした感じで
もちろんあんなサイトに登録してるんだから
性欲は人一倍あるんだろうけど
さいしょはそんなに興味なかったんだけど
1馬力で妻とこども2人養ってる
いいパパしてるけどおんな遊びもしたいって
収入安定してるんだろうなあ
仕事のストレスもかかってるんだろうなあとか
いろいろ想像しちゃって
さいしょはなんとも思ってなかったんだけど
サイトのメールでやりとりしてて
不快な感じがぜんぜんしなくて
年上のあたしににじり寄ってくる感じも
たまにはいいなあと
ほんとうは会うまでサイトメールで通したいんだけど
彼には携帯メールをおしえた
(後述するが会う前のLINEは御法度だ)


彼は仕事と称して
あたしと会うので車が使えない
レンタカー借りるとか言うので
なにもそこまで…と思って
中核都市のターミナル駅で会うことにした


あたしもこの駅は買い物で使うので
家を出やすい口実にもなる


ただ、ここからどう膨らませてくるのかな
駅ビルで食事?どうするつもりかなーと様子を見ていたら


駅からちょっと歩くところにレトロなエリアがひろがっていて
そこを散策しようと言い出した


えー?
なんかおもしろい^^
本人も行ったことないらしいんだけど
あたしも
なんかこの人かわいいなーと思って
快諾した


これも2016年12月


彼と待ち合わせるのに
すぐそばにいるのに
人が多くてメールでやりとり


真っ黒い人がきょろきょろしてるな、まさかなと思ったけど
やっぱり彼がしんすけくんだったw


写真はいちおう交換してたんだけど
写真うつりはよくないことはその場でわかったw


このときは好みかどうかと言われると
べつに…という感じで
足早にそのレトロエリアを目指した


彼はあらかじめ
通勤服で来ると言っていて
じゃああたしもあんまりカジュアルってわけにもいかないから
グレーの膝上のワンピースに
チェスターコートにロングブーツだった


あとで聞いたけど
このグレーのワンピースが彼は気に入ったようだった


ターミナル駅のまわりは完全なビル街だったのに
そこだけはレトロな町並みで
観光客もいる
ふたりで散策しながら小さなレストランに入った
ビーフシチューのランチを食べるんだけど
彼は首がみじかいのかからだがぶあついのか
ほんとうにぬりかべみたいで
くまのぬいぐるみがスーツきて座ってる感じがして
愛嬌あってかわいいなと思った


ここはパフェが有名らしくて
若い子たちがパフェを頼むんだけど
それはそれはおいしそうなパフェで
また来たいねって話した
(次は男友達と行くんだろうけどな、あたし)


帰宅ははやい方があやしまれない
一緒にいる時間は長すぎるとだれる
だから会って2時間ちょいで
バイバイすることに


彼はうっかりあたしの電車のホームに来かねなかった
でも
彼に会う前に買ったものをしまったコインロッカーまで
ついてきた
ぜんぜんついてこない人も見込みは薄い
コインロッカーのところで
前をそのぬりかべボディでさえぎられて
話が切れるごとに
次の話題を出してきて
なかなかバイバイできない


↑かわいいw


でも
あたしが年上だからなのか、押し切ることも躊躇してるので
じゃあまたね♪と自分のホームへむかった


ひさしぶりに履いたブーツは
サイズが合わなくなっていて
靴のなかで足が動いて
痛かったからはやくバイバイしたかったのw


いつも見ること


最初のデート(面接)のあと
メールの返事のない人は論外だけど
数時間内でちゃんとメールが来るかどうか


彼からはちゃんと2時間くらいでメールがきた


「ぼく、ふみちゃんの面接試験受かったかなあ」
とかかわいいことが書いてあった


彼はあたしに会うまでに10人以下の女性に会ったらしいけど
うまく実を結ばなかったらしい


あたしだってわざわざ話したりしないけど
最初のデート(面接)で終わったことありますよw


でもね
あたし、年下の男の人、むかしからうまくいかなくて
あたしががんばりすぎて、甘えられなくて
自滅しちゃうんだけど
しんすけくんは
そんな感じしなかったんだよね


「ぼく甘えたい!癒やされたい!」って一方的に
こっちの状態おかまいなしに突っ込んでくるヤツは
年上だろうが年下だろうがイヤだ
あつかましい


彼にはいまのところそういうところが
まあ
猫かぶってるとは思うんだけど
こちらもそんなに
あたしが年上なんだからと気負ったり
もしくは年上だからと卑屈な気持ちにならなくてすんでて
それはありがたいなーと思いながら
帰りの電車に揺られて眠った


次回は
しんすけくんの続きです