ホテルは半分くらい空室だった

彼は値段が同じ部屋をどれにしようかモタモタしてるので
あたしはどこでもいいからと
てきとうな部屋を指定した

彼はこうゆうとこに来るのが１０年以上ぶりらしい
あたしにも同意を求められたが
うっかりうその顔をし忘れ
黙りこむしかなかった
(２月くらいによしおくんと行ってるから)

狭いエレベーターで
彼にくっつくと
彼の鼓動が熱となって伝わってくる

部屋に入ると抱き合って
彼のにおいを思い切り吸い込んだ

うっとりしていると
キスをしながら
彼の手があたしの背中から腰をはいまわり
カーディガンもワンピースもと脱がしにかかる

ほんとはそうじゃないんだけど

こんなところに来る予定じゃなかったから
下着が上下バラバラなの、とわざと身じろぎしてみる

ちなみにピンクのキャミソールとショーツはおそろい、ブラジャーは同色の別デザイン、わかりゃしないか(笑)
ふみは胸がややおおきいので
上下そろえようとすると、
揃わなくはないけど
ブラジャーに合わすとショーツが履き心地悪かったり
ショーツがかわいいとブラジャーがサイズなかったりむずかしい…
で、上下バラバラですごすことが多い

ま、今の彼がそんなこと気にするわけない
はやく脱がすことに気が行ってて
どんなランジェリーかなんて目に入ってない

キャミソールの下からブラジャーのホックを外す手…

あんなごっつい手してるのに
こういうことは器用なんだねw

はずしたブラジャーを見ることもなくテーブルに置く

ブラジャーがなくなると急にじぶんが無防備になった気がして
無意識に両手が胸にいく

やっぱりモタモタしてるからw
ストッキングを破かないよう
脱がさせる

真っ暗ではない
薄暗い照明でも
脚の白さ(ふとさ？)は浮かび上がる
はずかしい…

キャミソールとショーツだけになったところで
しんすけくんの上着に手をかけた

大人になると
所帯持ちになると
人に服を脱がしてもらう機会はまずない

彼のジャケットを脱がし
ワイシャツのボタンを外す
ボタンが小さく感じて
うまく外せないのは
あたしも興奮してたせいかもね(笑)

シャツの下は
ユニクロの黒のエアなんとか。

色気もなんにもないからさっさと脱がす

露になる上半身
思ったより脂肪がついてる
筋肉質で固いのにさわった感じはプリンみたいにぷよんとしてる

あれ？岩盤浴に行ったときにはあったはずなのに
胸毛がない…？
すすと撫でるとちょっとチクチクするから…
剃ってるのかな？
ちゅって胸の真ん中にキスする

待ちきれなくなった？急に抱きしめてくるから

背中がつぶれそうになる

いい抱き心地…てひとりで余韻に浸ってるw

ただね
あたしたちあんまり時間ないのよ？
ホテルに入って
帰るまで２時間くらいしかないのよ？
モタモタしてる風に見える彼をベッドの方に引っ張った

ベッドに沈みこみすぎないように腰をうかせながら
目の前に立つ彼のベルトのバックルを外す
うまく外せなくて途中から彼が自分で脱いだ

うーん

やっぱり
筋肉質というか
ぷよんとしてるな(笑)

ま、あたしも人のことは全く言えないけど(笑)

彼がベッドのあたしの上におおいかぶさってくる
倒れこんでお互いに向き合って抱き合いながら
もつれながらキス

彼の脚にふみの太ももを絡ませる

ふみの脚は毛がないから
むちむちした感じのはず
脚で愛撫w

しんすけくん

なんだか愛撫の仕方がぎこちないのは
だれかとセックスするのが何年ぶりだから？

ぎこちなさもふしぎと腹は立たない
あたしが彼のセカンドバージン(笑)ならうれしい

キャミソールごし、キャミソールのすき間からふみの胸をにぎりしめたり
めくりあげて乳首をつまんだりされて
喘いでいたけど

あ！やばい！

シャワー浴びたい！

はっと我に返り
一緒に浴びようという彼をベッドに置いて
シャワーを浴びにいそいだ

シャワーを浴びる前にいちおう確認…

わあ！
太ももにつたうくらいの洪水！

さっきカラオケ屋さん出るとき
ちゃんときれいにしたのに！

アンダーヘアのお手入れはしてあるとはいえ
蒸れてにおったりしたら死にたくなるしで
念入りにきれいにした

そなえつけのバスローブ(手術着風じゃない)を羽織る
ショーツは履かなかった
薄いライナーごし
ショーツも湿っていたから

…本当は
彼の手で脱がされたいところだけど
それはまた今度でもいいかと腹をくくって
ベッドにもどった

今度は彼がシャワーを浴びに行く

あ、そうか
彼も舐めてほしいかw

彼がシャワーを浴びているあいだ
手持ちぶさたで
スマホを確認していたら
あっという間に彼も戻ってきて
男友達の名前のLINE開いてたの見られたかも…あわててかばんにそれを突っ込んで
彼に向き直り抱きついた

おたがいバスローブごし
ベッドの上で抱き合う
合わせ目から彼の手が胸をつつむ
合わせ目を開いて
胸をついばむ
ついばんでいる彼のあたまや背中を撫でさする
脚はからめつく
やらしいな、いやらしい塊のあたし

彼はウエストから胸まで舐めあげる
そのたびに
体がはねる

見下ろされてばかりも退屈で
こんどは彼を枕にもたれさせ
あたしがまたがる
彼があたしのバスローブをぐっと開くから
あたしもそのバスローブを両肩から落とした

彼の前で露になる胸
指でつままれ、のけぞる
上体を支えるためしんすけくんの太ももに手をつく
のけぞっている自分にもはずかしくなり
胸をかくすべく
彼の頭に抱きついたりもする
耳を舐めたり、食む

そうこうしているとまた
あたしが仰向けにされる

しんすけくんの手がおなかや腰、ふとももを這いまわりはじめる…

あーーーー
はずかしくなってきたから
つづくぅ～ｗ