ふみの出会い系不倫日記

いい年した主婦ふみが
出会い系で一生懸命彼氏を探して
さまよう様を
備忘録として書きちらしてます

【しんすけ】17回目のデート⑩浴衣プレイ中に思わぬ話

え?あ?と


エッチが休憩に入り


彼は戸惑うような

もっと、とぐずるような

それでいて、ホッとしたような顔をした


仰向けで大の字に寝そべる彼の隣に

とりあえずだけ浴衣を直して

うつ伏せにすべりこむ


胸をうつ伏せにしとかないと

また彼が愛撫してきてすぐ再開になっちゃうから


満足げに彼の方に首だけを向けると


彼がよくわからないことを口にしている


ん?ん?


彼はあれとかこれとか

はっきり言わないから


意味がわかるのに

我ながら時間がかかってしまったと思う


今まで付き合った男の人に

1度も言われたことがないことで

模範解答がすぐに浮かばなかったのは失点だ


要は


『パイプカットしようかな』


ということだ


いつもの調子で口を挟むとまずいかなと

黙って聞いていた


要旨は


もうこどもはいらない

ゴムなしでセックスしたい

生でしたい

ふみの中にぶちまけたい


ということみたい


喜んでいいのか

気持ち悪いと思うべきか即座に判断できなくて


イエスかノーかは言わなかった


でも…


女だから

好きな人のは中に出されたい


ゴムなしで入れてほしい


とは言った


一方


将来誰かにこどもを生ませたくなるかもよ?

とか

ただの遊びの相手のあたしにそこまでは…重すぎない?

とか

孕む心配の全くないセックスに

禁忌が伴わないセックスに

気持ちよさや悦びがあるのか?とか

疑わしく思ったことは

一切口にはしなかった



嬉しかったのは事実で


女だから中で出されたい、と

彼に抱きついて

もう一度ささやいたら


彼は

あたしを仰向けに倒してキスすると

あたしの脚を開かせて

セックスの再開をからだに知らせた