なかなかイかない彼

遅漏らしい

遅漏って…
相手を悦ばそうとするあまり
集中できなくて
射精ができない…ってこともあるそうな

なんとなく思い当たらないわけでもない…
むかしは早漏はいやだったけど
いまは遅漏の方が苦痛かも…

あたしのせいかもしれないと
思っちゃうし…

ひとつはゴムがきついっていうのがあるみたい

若いのに遅漏…

ゴムを外して
イかなかったけど終了のサインを出してみた

あたしもイきにくいし（というかそもそもイったことほとんどない）
彼も遅漏…

彼はコスプレがしてみたいって言ってるし
お風呂場にはローションが置いてあるから使ってみたいし
おもちゃも興味あるし

まあどうにかなるよねｗ

そんなことを考えながら
彼と一緒につかの間ベッドに横になっていた

そろそろシャワーあびよっか

むっくり起き上がると
彼が静止する

横たわったままの彼が
あたしを抱き寄せてキスをする

だめよ
そろそろ…とシャワーへ行こうとしたら
彼があたしに自分の勃起を握らせる

またいつのまにこんなに硬くしたの～もお…と
撫でてあげてたら
ちょっといじわる心とエッチな気持ちが再燃してしまい
握りながら彼の上にまたがると
彼の先端をふみの性器にこすりつけた
すぐにあふれてくる…
彼の先端はすぐにぬるぬるになって
彼はあえぎ出す

入れちゃだめだよ…まずいよ…と言うから

そうね、だめよね、と
彼の先端を入り口付近にあてがったまま
ゆるゆると腰を前後に動かす

ちょっと力を入れて腰を落とすとすぐに先端は中にもぐりこむ

だめだよ～と彼が言うから
うんわかった、とすぐに腰を浮かせ
またゆるゆると濡れまくった外陰部ではさみつける

あたし入れてないよ？とにっこりしながら
彼を見つめ返すと…

彼は一気に
腰を突きあげ
あたしの中に入ってきた

もおおお…だめだったんじゃないの～？
あえぎながらうふんうふんと
彼の突きに合わせてもだえる

ダメじゃないよ
ダメじゃないよ
ああダメだ…

うわごとを言いながら
彼はあたしを奥深くへと掘削する
あたしの肉の中で
なにもつけてない彼が乱暴に暴れまわる
ペニスが彼自身に思えてきて
彼を渾身の力で締め上げる

胎内で
彼の声で
彼が興奮してるのがよくわかる
ゴムがきついとやっぱりダメなんだろうなあ
ゴムなしってやっぱり気持ちいいんだろうなあｗ

そんなことを考えていたら
おもいっきり彼の上で腰をゆすってしまい
ほんとにダメそうになってきたから
彼の体の上から離れた

彼の残念とも安堵とも取れる
深い呼吸が聞こえた